子どもの様子をよく観察する
乳児は母子免疫をもっていても対応できない感染症が意外と多いものです。百日咳、ジフテリア(母親に免疫がなかった場合)、水疱瘡、日本脳炎(母親に免疫がなかった場合)などは特に気をつけたい感染症です。母子免疫は約半年でなくなると言われていますので、それまで、重篤な感染症の症状が起きないように、注意が必要です。赤ちゃんはしゃべる事ができないですし、身体も小さいので、病気の症状がでると全身症状になるスピードも早いので、特に注意が必要です。また、幼児も熱が高くても元気で遊んでいたりするので近所や保育園、幼稚園等で感染症が流行っている場合は時々抱き寄せて発熱していないか確かめましょう。咳、鼻水、お腹が痛くないか、日頃から観察しておく事が大事です。
症状が出ても高熱や何か危険な状態ではない場合は1日様子をみてから小児科にかかるといいでしょう。あまり症状が出てない場合、医師も診断ができないからです。夜間、緊急でかかることができる医療機関を広報で確認し、様子をみていても症状が急に重くなった場合にはすぐに医師にかかりましょう。乳幼児は夜、病院に連れて行くことはよくあるので、夜間の医療機関の場所や行き方を把握しておく必要があります。
さらに、もっと緊急を要する症状が出た場合は迷わず救急車を呼びましょう。症状を話せば、到着した時にすぐに対応して病院に搬送してくれます。特に赤ちゃんは母親でも症状が急変したと勘違いしがちですが、おかしいと思ったら救急車を呼んでもかまいません。救急隊員も、その辺は心得ていて、ただの鼻づまりで呼吸が荒くなったなどで処置してくれます。「何か様子がおかしかったらまた呼んでください」と温かい言葉もかけてくれたりします。赤ちゃんはやはり、常に様子を観察しておく必要があります。元気な時のミルクを飲む量、眠る時間も把握しておきましょう。あまりにも長く寝ていてミルクも飲まない場合は、小児科で大きな病院に紹介してもらうことをお勧めします。