注意したいけいれん
「熱性けいれん」は高熱がでた時に乳幼児が起こすけいれんのことです。症状は意識が無くなり、身体全体に力が入り手足がガクガク周期的に動き、唇が青紫で、チアノーゼになり、目は白目をむきます。2、3分でけいれんはおさまって寝てしまう場合が多いです。けいれんが起こる確率は乳幼児(6ヶ月〜6歳くらい)の10人に1人くらいと言われています。そのうち8割は「熱性けいれん」で、その他は「熱性けいれん複雑型」です。「熱性けいれん複雑型」は、てんかんや急性脳炎、髄膜炎など重篤な症状の場合が多いのが特徴です。けいれんが20分以上続き、身体の一部だけがけいれんし、左右対称ではなく、けいれんがおさまっても意識障害があり、家族にてんかんになった人がいれば「熱性けいれん複雑型」が疑われます。いずれのけいれんも遺伝することが多いです。高熱が出た時はけいれんに警戒し、けいれんが起きた時は慌てず、その様子をよく観察し、すぐに医師の診察を受け、けいれんの特徴を医師に伝える事が非常に大切です。「熱性けいれん」は大抵5分以内で治まりますが、それ以上続く時はすぐに救急車を呼びましょう。