乳幼児期の病気

ヘルスケア~乳幼児期の病気~情報



乳児期に注意すること

乳児期、特に新生児の赤ちゃんの生活環境は注意が必要です。母親のお腹の中で羊水にぷかぷか浮いていた状態から出産と同時に肺呼吸に切り替わり、空気中という乾燥した環境に対応した赤ちゃんはなるべく24時間監視状態でいたほうが理想的です。近年、流行っている出産したらすぐ母親の胸に赤ちゃんを抱かせ、素肌と素肌を触れ合わせるという「カンガルーケア」があります。赤ちゃんとの対面をより感動的に味わい、なおかつ、低体重で産まれるなどした弱い赤ちゃんの生存率が上がるという効果が人気を呼んでいます。しかし、それらの行為は医師や看護師が常に母子の状態をチェックしておく必要があります。出産と同時に存在する環境が一変した赤ちゃんは非常に繊細ですし、母親も出産直後は放置すべきではないからです。特に、赤ちゃんをカンガルーケアで放置した為に、取り返しのつかない結果となる場合が増えてきています。また、母子同室の時間が長すぎるのも新生児の健康状態をチェックする上では見直しする傾向にあります。母子同室時間が長くなった為起こる弊害が学会等で指摘されてきています。出産後の新生児のチェックと環境をよく調べてから産婦人科を選択することが非常に重要です。

また、退院して新生児を家庭に迎える際は、室内の環境を整えて置くことが重要です。日当たりや通気性をよくし、WHOが提唱している生活環境の室温16度〜22度、湿度40%〜60%に近づけ、換気、掃除をこまめにし、新生児の衣服はもちろん、布団も常に清潔にし、空気清浄機で室内を快適にするとよいでしょう。また、体温調節に気を配り、服を着すぎて暑がっていないか、逆に薄着すぎて寒がっていないか常に様子を観察しましょう。特にミルクを飲む量が極端に少なくないか、元気よく泣いているかなど注意を払う必要があります。半年ほどは母親からもらった免疫で殆ど病気はしませんが、少しでも様子がおかしいと思ったら小児科にかかりましょう。

幼児期に注意すること

1歳を過ぎると殆どの幼児は歩きだし、行動範囲が広がります。公園で自然や沢山のお友達や大人に出会い、身心共にどんどん成長していきます。幼児期に注意したいのは予防接種をきちんと受けることです。母子手帳をよく読んで、接種の時期を把握しましょう。また、任意での予防接種もなるべく受けるといいでしょう。家の外へと出ることにより、幼稚園、保育園などから病気をもらって来る確率が高くなります。園や近所でどんな病気が流行っているかを知っておくことも大事です。

元気に遊んでいても常に様子を見ておく必要があります。少し熱がある場合などはすぐに病院に行かず、しばらく様子を見るほうがいい場合が多いです。熱が出る場合もありますし、医師も診断がつけられるからです。発疹がでたり、高熱が下がらない場合はすぐに病院に行きましょう。幼児は少々熱が出ても元気に遊びまわるので、日頃からのスキンシップを大切にしておくことをオススメします。平熱時の体温を肌で把握しておくと熱が少し高い場合に「熱が出てる」とすぐにわかる事ができるからです。また、小さい時期から、うがい手洗いを習慣づけることも大切です。